2008年9月4日木曜日

今度はリーマンブラザース

サブプライム問題。根っこはどうなっているのでしょうね。 

低所得者層向けの住宅ローン自体はハイリスク・ハイリターンのはずなのにこれをデッド(ローリスクローリターン)・エクイティ(ハイリスクハイリターン)に分けデッドの部分をAAAに格付けし機関投資家なのに販売する。エクイティ部分は証券販売元がもつので、事故(不良債券化)がなければハイリターンのおいしいところ。 
理屈的には破綻してもデッド部分は換金できるはずなのに、さらにエクイティを集めに集め、上澄みをAAAに格付けしデットとして売る。 

???本来はエクイティなのにデッド・・・こっれってまやかし! 

投資家も元金保証率が高いと思われるのでバンバン買う。 
よって最初はリスク度の低いエクイティの上澄みで精製していたAAAデットがだんだんリスク度の濃いAAAデットとして世に出てくる。 
金融工学などと言うまことしやかな学問で理論武装したものの、やったことは実態のないモノに価値をつけ・・・そう!やりかた違えどバブルの再現であった。 

リーマンブラザーズ・・・アメリカ4位の証券会社 でも野村證券の3倍の資産とか... 

4位・・・日本の時は4位の山一証券だったなあ... 
なんか因縁めいたモノを感じます。

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