2009年9月10日木曜日

パラリンピックに思うこと

当社社員の知り合いがパラリンピックのメダリストのいるクラブに所属しているつながりで、弊社の商店会にて講演会を開催することになりました。
森井大輝選手
2006トリノパラリンピックのチェアスキー大回転(GS)の銀メダリスト
16歳の時バイク事故で腰の骨をつぶし下半身不随に
1998 長野パラリンピックのアスリート達のすがすがしい笑顔にあこがれこの世界に入ったとのこと。
講演会では、事故った時のことから一生歩けないと宣告されての悲しいリハビリ時代、チェアスキーを初めて惨敗、惨敗、夏のトレーニングで筋肉改造に成功してから表彰台に上れるようになったことなど聞きづらいことをいろいろ話してくれました。
不幸をみじんにも感じさせないすばらしい好青年でした。
ただ、現在はワールドカップで総合2位、GSでは1位のランキングなのに活動資金に乏しくワックスも満足にかけられないと嘆いておられました。
ワックスもワックスの質だけではなく、ワックス掛けのノリのよい状態の室温、板の温度など環境設定にも金がかかるとのこと。オリンピックでは誰もがやっている環境がまるで整わないことに苦労していました。
海外の選手陣はこの辺のサポートが厚くいろんな体制は整っているとのこと。
森井選手の悩みはパラリンピック選手団も同じなようです。
同じ日本人として何とかしてあげたいところです。

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